●2003(平成15)年
*ストレッチ(9)加藤典洋の「神経症な世界」 改題・加筆・修正して『メルトダウンする文学への九通の手紙』収録 『早稲田文学』5月号
*[徹底討議]舌と耳の作家、谷崎潤一郎 島田雅彦 野崎歓 『ユリイカ』5月号
*[対談]錯乱としての六八年 守中高明 『週刊読書人』6月20日号 *[アンケート]煙草とエクリチュール 『ユリイカ』10月号
*[シンポジウム]フォークナーと中上健次 浅田彰 いとうせいこう 柄谷行人 高澤秀次 マッツ・カールソン 野谷文昭 『早稲田文学』11月号
*[鼎談]二〇〇三年日本文学回顧 スガ秀実 内藤千珠子 『週刊読書人』12月26日 号
●2004(平成16)年
*[座談会]世界の端で、妄想をさけべ いとうせいこう 斉藤美奈子 スガ秀実 山 城むつみ 『早稲田文学』1月号 *死ンデモ予ハ感ジテ見セル−谷崎潤一郎の「家庭」小説 『新潮』3月号
『ユリイカ』3月号
*それでも「優」を取りたい人のための五箇条の御託 『ユリイカ』3月号
*[アンケート]ブンガクシャは派兵と改憲についてどう考えるのか 『早稲田文学』5月号
*それでも小説はここがイケてる1 「馬鹿」の二人連れ
*[対談]わたくしは生まれてから「ひとの悪口はいうまい」と思って育っている人間なのですけれども・・・・・・ 蓮實重彦 『早稲田文学』7月号
*[書評]明るい邪気がまだ吹き抜ける 後藤明生『日本近代文学との戦い』 『新潮』9月号
*[シンポジウム]中上健次と「近代文学の終り」 青山真治・浅田彰・柄谷行人・高澤秀次・津島祐子・渡部直己・マルゲリータ・ロング 『早稲田文学』11月号
今日の天皇小説 ちくま学芸文庫『不敬文学論序説』収録 改題・加筆・修正して『メルトダウンした文学への九通の手紙』収録 『新潮』12月号
*[鼎談]二〇〇四年日本文学回顧 スガ秀実・倉数茂 『週刊読書人』12月24日号
●2005(平成17)年
徴候としての「批評」−斉藤環『文学の徴候』をめぐって 改題・加筆・修正して『メルトダウンする文学への九通の手紙』収録 『文學界』2月号
*[書評]開域へのリアクション 阿部和重『グランド・フィナーレ』 『新潮』4月号
*中原昌也小論 新潮文庫『あらゆる場所に花束が・・・・・・』解説(5月1日刊)
[書評]ロード・ムーヴィとしての『資本論』!? 絲山秋子『逃亡くそたわけ』 改題・加筆・修正して『メルトダウンする文学への九通の手紙』収録 『新潮』6月号
*明度を漲らせる「反復」−平岡篤頼氏追悼 『週間読書人』6月3日号
*とうの昔に死滅に向かったものをいまさら「衰退」などと騒ぐ悲喜劇 『en-taxi』11 号(9月29日) *陽気で利発な初心者のための現代思想入門1. ソシュールはここが出る 『早稲田文学』Vol.1(11月15日)
*[鼎談]二〇〇五年日本文学回顧 スガ秀実 陣野俊史 『週刊読書人』12月23日号
*[対談]面談文芸時評1. 「あいだ」をどう作り、「平面」をいかに生きるか 青山真治 『新潮』12月号
●2006(平成18)年
*[対談]面談文芸時評2. 主題の転勤 絲山秋子 『新潮』1月号
*陽気で利発な初心者のための現代思想入門2 ニーチェはここが出る 『早稲田文学』Vol.2(1月15日)
*[対談]面談文芸時評3. 横向きの交通としての赦し 鹿島田真希 『新潮』3月号 *忠実さと不実さ(絲山秋子) 『週刊読書人』2月17日号
*陽気で利発な初心者のための現代思想入門3 サルトルはここが出る 『早稲田文学』Vol.3(3月15日)
*[対談]面談文芸時評4. 強制収容所に剥き出された「文」 中原昌也 『新潮』5月号